「……いるんなら言ってよ」
「……………」
「もう拓磨っ!!」
「……なに?」
「ほんと無口なんだから……ぷっ」
ヤバい……思い出してしまった……
エプロン着て家事する拓磨の妄想……
「……人の顔見て笑うかフツー」
「ごめん……でもっ」
この後も腹を抱えて笑った。
「ふ〜治まったー」
「……………」
〜♪〜♪〜♪〜♪
急に、ケータイの着信音が鳴りだした。
ちらっとあたしを見る拓磨。
「……あたしじゃない。着信違うもん」
一応見てみるけどね。
あたしだったら……
拓磨になんて言われるか……
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