「店長〜」 「どうした〜カウンターくるなんて」 「話がありまして」 「ほうほう。なんだい?」 ノリのよい店長はノリノリで話を進める。 「結駆さんの娘の写真ってある?」 「え?あ、うーん……あったかなぁ……」 「ないなら別にいいんです」 「そう?なんかあったの?」 「まぁ……。あの、結駆さんってどんな人でしたか?」 あたしは父親のことを聞きたかったのだ。 気になったんだもん。