純は今日バイクらしく、久々に純のバイクに乗った。 前に乗ったときみたいにあたしの心臓はドキドキ。 この純の匂い……落ち着く…… 少々飛ばして走るバイクは風がちょうど気持ちよい。 「……懐かしい」 1週間倉庫に来ていないだけなのにこう思うなんてびっくりだ。 「入るか」 「……うん」 あたしの心臓は、違う意味で高鳴った。