やっと泣き止んだ頃……外は暗くなり始め、部屋に夕陽が差し込んだ。


「ねぇ純……夕陽き……」


純に唇を奪われ、押し倒された。

「……じゅ…ッ…」


唇をぺろっと舐められ、顔がみるみる赤くなるのがわかった。


純の顔は夕陽のせいで見えなくて、でもそのシルエットはとても綺麗。

見惚れてしまうほどだ。


「……んっ…ッ…」


唇の間から純の舌が入ってきて、どんどん口内を犯していく。

突然、唇が離れた。


「ごめん……これ以上やると理性ぶっ飛ぶわ…大丈夫か?」


純はあたしを起き上がらせた。


「純……苺の味がした……」

「あー……苺オレ飲んだからじゃね?」

「純が苺オレ?ぷっ笑える〜」

「笑うな」


あたしはお腹を抱えて笑ったのは言うまでもない。


だってこの顔が苺オレって……