「結奈、ご飯食べてね。お母さん、学校に忘れ物したから取りに行って来るから」 「わかった」 お母さんの料理、久しぶりだな… あたしはお母さんの美味しそうな手料理を口にした。 「──ッ…オエッ」 …え? まさか…ほんとに…? あたしは慌てて手帳を開いた。 「…きてない」 嘘でしょ…?