幸せだった 恋人っぽくて… でも… 幸せってすぐ消え去るんだ──… 「おっ久っしぶっりでーす、他の龍神の方々はぁ?」 「「──高峰…亜蘭」」 「あ、おハモりありがとー♪ 大丈夫、今日は何もしないよー♪ 何も、ね」 高峰は意味深な言葉を残し、校内へ入っていった。 純は電話を掛けはじめている。 『あぁ。そうだ。集合』 集合ね、あたしの幸せ… もう今はないや──…