「…やべ、もう無理。理性もたねぇ」


…あたしのために

あんな優しいキスしたの…?


「いいよ。理性飛ばしても」

「は?おま…まぢで言ってんの?」


コクリと頷くと、純はあたしに甘いキスをしてお姫様抱っこでベッドへ連れてきた。


「…ほんとに…いいのか?」

「うん、純ならいいの」








そして初めて純と一つになった。

なんだかとっても恥ずかしかったけど…

涙が出るほど嬉しかったんだ。


──プリンがくれた、甘い時間は

   この日を大切な日にしてくれた