しばらく遊び、ソファーに座ってくーちゃんが持ってきた絵本を読んであげていた。 ふと肩に重みを感じてくーちゃんを見ると、気持ちよさそうにすやすや寝ている。 「……遊び疲れちゃったか」 ソファーに寝かせようとゆっくりくーちゃんから体を離していくとぎゅっと服を掴まれた。 「──まま行かないで…」 「……え?」 くーちゃんの顔を見てみると寝ている。 「寝言……?」