「──おい」 体を揺さ振られてゆっくり目を開ける。 「……あれ?」 「よくこんなカフェで寝れるよな……」 純はそう言いながら、さっきまで京香が座っていたイスに座る。 「あたし寝てたんだ……」 「あぁ。ぐっすりとな」 純はふーっとタバコの煙を吐いてあたしを見た。 「なにか?」 「いや、よく寝るよな、ほんと」 ふっと鼻で笑う純。 ……ムカつく。