幼稚な仕返しをしたあたしはイライラ解消してご機嫌になり、純の背中の温もりを感じていた。 「着いたぞ」 バイクから降りる。 「わぁー!!」 「早くしねぇと日が沈む」 キラキラと海に反射して輝く夕陽。 誰もいない砂浜には波の音だけが静かに響く。