スルリと料理をするあたしの背後から腰に手を回し、首筋にキスをする怜。 『ほら、こっち向け。』 フフっと笑いながら彼の方を向くと、チュッとキスをした。 『お前も今日から出勤だろ? 弁当一緒だとまずいから昼は適当に購買で買うから。』 『え~そんなのきっと誰も見てないよ?』 『一応だよ。 シャワー浴びて来るから飯よろしくな。』 『うん。』 チュッともう一度キスをしてから程よく鍛えてあるセクシーな身体を見せながら歩いていく怜を見送る。