お祝い?と首をかしげる愛美に、怜はニッと笑った。


『明日休みだから、お前の好きなデ〇ズニーランドに連れてってやるよ。』


普段、絶対そういう人ごみの場所には連れてってくれない夏木君が!?


『行くーーーっ!!
やったぁ~!!』

夏木君に思いきり抱き着く。


次の日、夏木君の車で向かう。
夏木君の運転している姿は、何回見てもかっこいい。
本当に先生なの?
芸能人でしょ?って思うぐらいかっこいい。
…ちょっとノロケ過ぎだと思うけど、本気で思っている。