そんなあたしに観念したのか、ハァッと大きくため息を吐いたと思うと、チュッとあたしのオデコにキスをした。 『…分かったから早く風呂入って来い。 一緒に寝るんだろ?』 『うん!!』 元気良くお風呂場へ走って行ったあたしを怜は可笑しそうに見ていた。 お風呂から出て来たあたしに気付いた怜は、ベッドの上からあたしを手招きした。 『おいで。』 ニヤ~、と顔が緩むのを感じながらベッドの上へ飛び込んだ。 倒れ込んだあたしの顔を怜はグイっと持ち上げて深いキスを落とした。