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「お前は…またフラフラと持ち場離れてなにしてんだ。」


「だって、あそこに居ると眠くて仕方ないんだもん。」

大きくなってきたお腹を触りながら振り返る。

「下手に動いて転ばれたらたまらないんだよ。」

「へへ、ごめんなさい。」


「あっ、まなちゃん!夏木先生さよーならー!」

元気良く挨拶して来る生徒に、2人で手を振る。

「帰るか。」

そう言って手を差し出す怜に少し驚きながら、うん!と手を繋いだ。

「早く…三人で手を繋ぎたいね。」

「もうすぐ会えるだろ。」




2人が可愛い女の子をもうけるのは、もうすぐのお話し……





END