しばらく、学校へ行っても女子達の当たりが強かった。
そりゃそうだよね。
今まで味方だと思って相談してたのに、実は妻なんて腹立つよね。


そんな中でも、あたしに話しかけてくれるのは、最初から仲良くしてくれていた子達。

「まなちゃん、どうやって夏木先生ゲットしたの?」

そんなこの子達にギュッと抱き着く。

「その質問されるのが夢だったの!
ありがとう、あなた達大好き!」

「きゃあ!
やめてよ、ちょっと!」

「もーっ、ほんとまなちゃんって子供!」

子供じゃないもの、と膨れる。

「でも、夏木先生がまなちゃんって、意外だけどわかる気がするよね。」

ん?と聞き返すと、ほら。と話し出した。