紗智「学校行きたくないなー…。サボっちゃおっかな…」




紗智は一人呟きながら商店街を歩いていた。







チリンチリン―…


「おいッ!!!!そこどけー!!!!!!」



紗智「は?」




後ろをみると一台の自転車がこっちに向かってはしってくる…








紗智「え?!」










ガシャン―!!







「いっってぇ…邪魔なんだよー、ったく。」






紗智「はー?あんたが商店街の真ん中走ってくるのが悪いんでしょー?」






そっと立ち上がり
「あー…はいはい、俺がわるぅございましたよ。」









紗智「なにその言い方?」





「お前名前は?俺、やまい!!松本疾。」


疾は自己紹介をしながら紗智を立たせた。





紗智はなぜ名乗らなきゃいけないのかと思いながらも答えた




紗智「…紗智だよ。華本紗智。」







疾「紗智…か。俺夏山高校2年。これも何かの縁だしよろしくー。じゃあ、学校行くわ」









疾はそういうと商店街を抜けてあっという間に見えなくなってしまった…