コツコツコツ..... 規則正しい足音が 長い廊下に響く。 「ここが視聴覚室で、隣がパソコン室、それから~~」 「おい!太郎!」 太郎くんが私に教室の場所を教えてくれている途中、後ろから荒っぽい声が聞こえ、私は肩をゆらした。 「幸也!今日来てたんだね!?」 「うっせー!来てねえイメージ勝手につけんな!....んぁ?」 「ギク...」