夢から覚めて

「リコもぉいいよ リコの気持ち分かったから 俺もリコを苦しめてた・・・だから・・・お互い様にしよ」
「・・・」

「リコ、顔上げて」
「・・・」

リコは涙でグッショリした顔を恥かしくて上げれない

下から覗き込むように見ればリコは袖口で顔を覆い隠そうとする

抱き寄せた肩を掴んでそのまま仰向けに椅子に倒せばリコは覆いかぶさるムラを見つめる