恥かしさに思わず胸が騒がしくなる

頻発していた発作が治まりかけてた胸に再び感じる騒がしさ

恵理子は落ち着こうと深呼吸をすると三人を見た

「心配かけました もぉ大丈夫です」

そぉ言う恵理子の顔はプールサイドで見てきたのと同じ作り笑顔

「無理するなよ」
「・・・はい」

小柳が恵理子の作り笑顔を見抜いたように返せば、恵理子は一層作り笑顔を見せる

その顔色が最初に部屋に入ってきたときより青くなっていることに気づいたのは、恵理子がベッドに戻ろうとしたときだ