そんな午後、水泳部の仲間が見舞いに来た

「よっ!恵理子 何サボってんだ?」
「バカっ。。。」

部屋に入って恵理子の姿を見つけるなり、いつものように明るく悪態をつく先輩にマネージャーが鋭く突っ込む

その声に恵理子はドアの方を振り返ると、声のした2人と一緒に小柳がいた

「あっ・・・」
「”あっ”じゃねぇよ 心配かけすぎ」

言葉を失っている恵理子に小柳は笑いながら言うと、恵理子に近づくなり頭を撫でた

そんな小柳の行動に先輩が思わず一言

「をぉっ!今日の春さんスキンシップ積極的ぃ~笑」
「たしかに・・・」

小柳の行動に感心してる先輩とマネージャーを横に、小柳は恵理子の横に座ると顔を見た