夢から覚めて

「ひょっとして、あれから恵理子ちゃんと連絡とってないの?」
「・・・はい・・・」

図星の質問に素直に返事をすれば、平田は睨むように村井を見た

「体調心配じゃないか?彼氏としても主治医としても」
「・・・」

「体調の話をしないで欲しいって言われたから、何も聞かないようにしてるんだったら大間違いだよ 恵理子ちゃんは聞かなきゃ言わない よく知ってるよね?
恵理子ちゃんから言う時は限界のとき そぉなる前に察知してあげれないなら、恵理子ちゃんの主治医は勤まらない
割り切れないなら主治医戻してもいいんだよ」

平田の警告を村井は黙って聞くことしかできなかった