夢から覚めて

部屋を出ると待合室のソファに座り待ちくたびれたように呆れた顔で見る藤田

「もぉいいのか?」
「あ~悪かったな」

「気にすんな 何かあったらスグ連絡するから安心しろ」
「世話かけるな ありがとう」

「おう!」

藤田に任せて平田は藤田医院を出た