夢の時間

大会明け、部活に行くと練習前のプールサイドで柔軟をしている恵理子に猿藤が言った

「新井!夏休み最後の合同練習、参加しろ」
「あっはい」

これまで隔週の合同練習には、マネージャー代わりについていくだけ

参加しろっと言われて恵理子は選手として一人前になった気がして嬉しかった

夏休みも終わりに近いづいた合同練習

最初は気づかなかったが、自分のいるクラスを指導するコーチが、あの初めてリレーに出たときのコース審判だと分かった

練習の合間の休憩時間に話かけるとコーチは少し笑いながら答えた