夢の時間

週末、今度は中体連のエントリーに向けた記録会が行われた

恵理子はエントリーできても前回と同じ50メートルだと思っていたが猿藤の口から出た言葉は違っていた

「新井!100メートルな」
「え?!」

「中体連は50ないんだ まぁターンも覚えたし泳げるだろ やってみろ」
「・・・はい」

少し期待より不安の方が大きかった

この二週間、スタートとターンの練習だけで50メートルすらまともに泳いでなかったから

それでも内心ドキドキわくわくしていた