夢の時間

平田は恵理子の肩に手を置き、その手を見るように恵理子が顔を上げると笑顔で言った

「練習頑張ってるんだな 泳げるようになったってことだろ?種目何に出るんだ?」
「え?」

「種目だよ 最初だからクロールか?」
「あっ・・・違うよ 背泳ぎ・・・50メートルだけどね・・・」

「へぇ~最近は背泳ぎから始めるのか・・・」
「わかんないけど・・・」

「凄いじゃないか 頑張っておいで」
「許可してくれるの?」

「許可しない理由ないよね?!頑張っておいで」
「うん ありがとう」

恵理子の眼は輝いていた

恵理子が帰った後、辰巳が察したかのように平田のところに来た