「仕方ねぇよ。梓夢は病気なんだ。人生、そう上手くはいきやしねぇさ」 ………今、病気って…。 「なんで、病気なんだよ…。俺、普通に生きてぇよ」 ねぇ梓。 私、そんなの聞いてないよ。 なんで、言ってくれなかったの? ううん、言えないよね。 自分が病気なんて。 私が梓の立場だったら、言えないもん。 でも、やっぱりそのまま付き合うことも出来ない。 私だったら…何も言わず立ち去るかもしれない。 ………私のが、弱いじゃん。 梓は、強い。