光る携帯にさえ
期待を抱かない自分にも

自分勝手に進んで
さよならさえ言わせない世界にも

なにもかも愛想が尽きた


君がいなくなって
大切の意味が分かったよ
どうして気が付かなかったのだろう
君は誰より俺の側にいたのに

さよならと言えないなら
だったらいっそのこと
お前が大嫌いだったなんて
俺に唾でも吐いて
俺が涙を拭ってる間に消えてくれ

もういいだろうと優しく
肩を叩いてくれたあいつの手を払った俺に
なにも 失うものはないから


素直になれない自分にも
最後にあっさり手を離したあいつにも
友情ごっこを続けるあいつらにも
結局最後は自分だと言い張る人間も
こんな人間を創った誰かさんにも

なにもかも、愛想が尽きた