「あっ!!」 なんだかボタンみたいな物があった あたしは入れてあった本を元に戻しその本をぐっと押した カチッ そんな音がしたと思っていたら ズズズッ なんと本棚が左右に真っ二つになってしまった そしてホコリが舞う中現れたのは鍵と同じ彫刻が施された扉だった 「…ウ…ソ…」 さすがにあたしは驚きを隠すことが出来なかった あたしはまだ黄金に光り輝く鍵を拾い上げた 不思議なことにもう熱くはなかった そして 扉に近づいて