告白したら、どっちにしても
芝生の私たちのところへ来て、解散するって
さ-ちゃんとそう約束してたのに
その後、さ-ちゃんも藤山も、姿を現すことはなかった。
もう9:00になる
ひろちゃんとはとりあえずどうでもいい話しかしなかった
そして、話題が切れると
「寒いね」って
それしか言わなかった
「・・・来ない。ねぇ、帰ろうよ。」
「・・うん」
「ここに来てから1時間も経ったのにおかしいもん。
・・・帰る」
「送るよ」
その言葉が信じられなかった
「え、何」
「送るってゆってんの」
あたしが初めてひろちゃんを怖いと感じた
いや、男って認識したんだと思う
「あ、ありがとう」
「暗いし寒いし危ないから・・」
最後の方は照れたのかもごもごしゃべっていて聞き取れなかった。
それでも、嬉しかった
なんにも喋らなかったけど
家に着いたとき、ひろちゃんが
「バイバイ」じゃなくて「またね」って言ってくれたのが
本当に嬉しかった
それで、寂しかった。
芝生の私たちのところへ来て、解散するって
さ-ちゃんとそう約束してたのに
その後、さ-ちゃんも藤山も、姿を現すことはなかった。
もう9:00になる
ひろちゃんとはとりあえずどうでもいい話しかしなかった
そして、話題が切れると
「寒いね」って
それしか言わなかった
「・・・来ない。ねぇ、帰ろうよ。」
「・・うん」
「ここに来てから1時間も経ったのにおかしいもん。
・・・帰る」
「送るよ」
その言葉が信じられなかった
「え、何」
「送るってゆってんの」
あたしが初めてひろちゃんを怖いと感じた
いや、男って認識したんだと思う
「あ、ありがとう」
「暗いし寒いし危ないから・・」
最後の方は照れたのかもごもごしゃべっていて聞き取れなかった。
それでも、嬉しかった
なんにも喋らなかったけど
家に着いたとき、ひろちゃんが
「バイバイ」じゃなくて「またね」って言ってくれたのが
本当に嬉しかった
それで、寂しかった。
