芝生でひろちゃんと隣り合わせに体育座りして
長いこと“音”を聞いていた
「・・・あのさ」
「ん?」
「原ってさ、祭也のこと好きだろ」
・・・・・・・・む?
ひろちゃん、以外と鋭い?
「なんで?」
「え・・・見てれば、分かる」
やっぱさ-ちゃんわかりやすいかぁ。
「だからここに連れてこられたとき抵抗しなかった」
何も、返す言葉はない
花火の音と周りの雑音ばかりがうるさい
「祭也に告うんでしょ」
「そう、だよ。」
「ごめん。今言うことじゃないかもしれないけど、多分あいつオッケーしないよ」
オッケーしない?
この子何を言っているんだろう
本人でもないのに?
「なんで、そう、言えるの?」
ひろちゃんは、すこし間を置いてからこういった
「あいつの親友だから」
また沈黙が訪れる。
そういえば、考えてなかった
仮にさ-ちゃんが藤山にフラれた場合、なんて声をかけてあげるか
そっとしておいた方が良いのかな
それは逆に見放したみたい?
あたしの目には両思いにみえてたのに
長いこと“音”を聞いていた
「・・・あのさ」
「ん?」
「原ってさ、祭也のこと好きだろ」
・・・・・・・・む?
ひろちゃん、以外と鋭い?
「なんで?」
「え・・・見てれば、分かる」
やっぱさ-ちゃんわかりやすいかぁ。
「だからここに連れてこられたとき抵抗しなかった」
何も、返す言葉はない
花火の音と周りの雑音ばかりがうるさい
「祭也に告うんでしょ」
「そう、だよ。」
「ごめん。今言うことじゃないかもしれないけど、多分あいつオッケーしないよ」
オッケーしない?
この子何を言っているんだろう
本人でもないのに?
「なんで、そう、言えるの?」
ひろちゃんは、すこし間を置いてからこういった
「あいつの親友だから」
また沈黙が訪れる。
そういえば、考えてなかった
仮にさ-ちゃんが藤山にフラれた場合、なんて声をかけてあげるか
そっとしておいた方が良いのかな
それは逆に見放したみたい?
あたしの目には両思いにみえてたのに
