時計を見る。 まだ、4時10分。 「なんだーあ。大木くんだって、早く来すぎなんじゃない?」 おどけて言ってみた。 「なんだ、悪いかよ。」 そう言ってほっぺたを膨らましてた。 なんだか、可愛いな。 こういう無邪気なトコに、女の子たちは胸キュンするのかな。 「あと20分ある。なんか話そうぜ。」 「うん。」 私達は、ふたりっきりの会議室で色々と話をしていた。