「んで、コイツは起きる気配0?」
次に蓮が目を付けたのはどうやら愛美のようだ。
愛美 ‥
ご愁傷様です。
「愛美っ」
愛美の名前を呼びながら近付いた蓮は愛美の布団を引き剥がした。
「うふふふふ」
‥ 。
かという愛美は、何故か笑いながら布団を奪い取り再び夢の中へ。
「何だ今の笑い方」
確かに‥
きもい 。
「愛ー美っ」
蓮は負けじと愛美の体を揺する。
体を揺すられるのが嫌いな愛美。
勿論不機嫌丸出しで‥
「いってぇ!」
蓮の股間を蹴り上げた。
さすが愛美様。
蓮の痛がる様子を見て鼻で笑った愛美は今度こそ夢の中へ舞い戻って行った。


