「璃玖のケチ〜」なんて不機嫌になる蓮と他2人を残して、私とかなたんは外に出た。 「かなたん優しいよね」 「そうか?普通だろ」 「いや優しいって。蓮と比べてみ?」 「まぁあれはしゃあない」 それから他愛ない話をしながらコンビニに行って帰る途中、急に海が見たくなった。 そんな私の気持ちを見透かした様に「海行こっか♪」と、言うかなたんの提案で私たちは海に行くことになった。 その日は星が綺麗な夜だった。