隣町の秘宝館の倉庫には、溢れんばかりの人が集まっていた。

その中には当然、原口 龍太郎一家、そして龍太郎同様に招待状を受け取った深も流と純一郎を伴いやって来た。

そして依頼主たる風花、優、良子も…

たかが骨董品屋主催イベントにこれだけ多くの人が集まるのは…

「怜ちゃんの舞台を華々しく演出するのはメディアに関わる者の義務よ」

演出に反対してた良子先輩のツルの一声により

「テキ屋呼ぼう!」

と怜も悪ノリした結果、小さな町としちゃかなりの規模のイベントに早変わり…ある意味町興しイベントになってしまった。