原口 龍太郎は某理化学系の会社で次世代の日本を変革するであろう新製品を開発するプロジェクトチームを任されている。


そんな彼が開発の行き詰まりから自暴自棄になった時美しさと儚さ、芸術性と妖艶さを兼ね備えた日本刀の魅力を教え虜にしたのが怜だった。

「まいったなぁ怜ちゃんは…僕は日本刀が専門だってのに試射会なんかに招待して…」

なんて平静を装ったが…

間違いなくアイツが来る筈…オマケ付きの僕には、あきらかに不利な展開だが…負ける訳には行かない。