ケンは、やすしの性格から、このまま新顔が尻尾をまいて引き上げてくれるのを願った。 そうすれば、やすしはあと追いまではしないはずだ。 その時、新顔の青ざめた顔が、希望でぱっと輝いた。 イダテンがやってきたのだ。