パーティの夜、やすしは荒れていた。奈央がこなかったからだ。 中岡の存在を知らなかったやすしは、17歳になった夜、奈央に思いを打ち明けるつもりでいた。 しかし、奈央がこなかったため、やすしはかおりに尋ねた。 ケンが黙っていても酷だからと、やすしに中岡と奈央のことを話した。 それでやすしは狼狽したが、アルコールが進むとなんとか落ち着きを取り戻した。