「なんか、颯也コワッ!」


当たり前。莉子に関しては心狭いから、俺。


その時、


「まぁまぁ。颯也が隣にいるのに、紹介したって、お前なんか見向きもしないって。笑」




助け船を出してくれたのは、中学から親友の耀太(ヨウタ)。




「うわっ!ひでぇ!!」




そしてみんなに爆笑されていた。その中でも耀太はこっちに向かって、ピースをしていた。






…サンキュー、耀太。



なぜか耀太にだけは、俺が莉子を好きな事がバレている。

話さなくても通じる所が、やっぱ親友って感じ。