舞踏会は我が国の宮殿で開かれる。 今回の舞踏会はいろいろな貴婦人、貴公子が招かれているという。 あまり舞踏会には行かないアディナは自分は浮かないだろうかと心配に思い下唇をきつく噛む。 そんな姿を見たリディナは珍しくアディナに慰めの言葉をかけたのだ。 「大丈夫よアディナ。貴方は国一番の美女だと噂になっているわ。自分に自信を持ちなさい。」 と。