あ、れ……? アディナがそっと目を覚ました。 自分が寝ていた事に気付いていないようだ。 「あの…もしや、アディナ様ではありませんか?」 遠慮がちに話し掛けてきた女性。 「え、ええ。アディナ・ロザルトです。」 きっと国王に仕えるメイドだろうとアディナは警戒を解いた。 「やはりそうでしたか。国一番の美女だとお聞きしていましたので直ぐに見つけられました。」 嬉しそうにニコニコと微笑む女性にアディナはなぜか親近感がわいた。