それから、由希音が待つ駅に着き、着いたことを由希音に知らせた



『了解!ごめんね、もうすぐでつくから!』



という返信をみて、もうすぐで会えるという嬉しさを隠しきれてなかったのか 、ニヤニヤしていた自分の顔を見て、我にかえり後ろの二人を見ると



口元を手で隠し同じような表情でニヤニヤしながら俺を見る二人と目があった


そんな二人に顔をひきつらせ、後で覚えてろよ、なんて思ったことは声に出さないでおこう


その数分後、『着いたよ!』という返信がきてその事を二人に伝えると、



「そこは、お前がいかないと!」


「ほら、早くいかないと由希ちゃんが困るよ!」



と、無理矢理に外に押し出された


ここまで来たのはいいけど、何を話そう…


メールでは話せることでも、直接会って話すのでは全く緊張感が違う


そんなことを考え、ドキドキしながら足を進めた