太陽さんに会いに行って、学校にいくと


教室に入って真っ先に乃空は駆け寄ってきた



「どうだった!?連絡先聞けた?」



「んー…無理だった」


「え?なんで!?」



びっくりしてる乃空を取り敢えず席に着かせて、話をした



「えー、何それ?冷たい」


その時、あたしも少しそう思った


だけど…



「うん…でもね、太陽さん絶対生徒手帳見てって言って、右手で返事をして行ったの」


「え…何それ?意味分からないよ」


「うん…だよね」



何で生徒手帳なのか…


「あっ!太陽さん、あたしの名前知ってた!」


「え?嘘ーっ」


「嘘じゃないよ!遥希ちゃんって、呼ばれたの!」



確かに、遥希ちゃんって呼んであたしを見てた