「そんな怒るなよ! こえーなぁ!!」 音也くんは顔をゆがませている。 「俺、曲作ったんだよ。 作詞、作曲、共に俺。 どう? やりたくない?」 ニッと笑った。 「すごーい!!」 あたしはそう声をあげた。 曲って作れるんだ!! と思わず感動。