「いーから、持ってく!!」 「はい・・・ お嬢様の頼みとあらば」 空ちゃんがそういうと、 執事さんはしぶしぶ段ボールを運んだ。 ごめんなさい、 執事さん・・・・・・・・・。 あたしは心の中で謝った。 「で、柚乃ちゃん。」 ニコーッとあたしを見て、 キャピッ♪とする。 あたしはその姿に、 苦笑いを浮かべた。