「おじょぉさま!! いったい何をすれ「うっさい」 執事さんの言葉に対し、 空ちゃんが返す。 しかも肘で頭をぐりぐりしながら。 「これを、 第二資料室まで持ってくの!」 あたしの腕にある、 段ボールを指さす。 「第二資料室って・・・ 真逆じゃないっすか!」 真逆だったんだ!!! あぁ、あそこを左だったのか! と悔やむ(悔やむほどでもないが)