「しょうがない、これで・・・」 あたしの手に握られている シャーペン。 「・・・よしっ!!」 廊下の真ん中に置き、 支えていた手を放す。 結果は、 「右、か・・・」 あたしはシャーペンのさすまま、 右へと向かった。