「あたし・・・ 好きな人いないんだよね・・・」 「じゃあ~ 初恋の人で!!!」 少し挫折するように 音也くんは言った さっきまで かわいそう・・・ 的な目で見てた皆も 気になっていた様子。 あたしをジッと見ている 「それも・・・えっと・・・ いない・・・です。」 あたしは右手を 白旗に見立てて手を挙げた