【完】私の王子様・・・!?



くそ~~ぅ!


とあたしは、
音也くんを睨んだ





そんなあたしを

くだらねぇことしてんなァ

的な目で見る大地





他の皆は

かわいそうに・・・

みたいな哀れみの目で
あたしを見る








「それでは柚乃!!

好きな人の名前を~
どうぞぉ!!!」







音也くんが大きな声でそういう



あたしの額には、
うっすらと汗がにじみ出た