「頼むよ、大地。」 申し訳なさそうに 詩生くんが言った その言葉に大地はため息をついた 「・・・わァったよ。 許可、とってくる。」 そういって大地は 嫌々立ち上がった。 その瞬間、 空ちゃんがどこかに電話をかけた 「もしもし、パパァ?? うんッ! でねぇ~~」 と電話をしている。 相手はどうやら 空ちゃんパパのようだ。