【完】私の王子様・・・!?



「おい、
誰もいいなんて言ってないぞ」


眉間にシワを寄せ、
あたしたちを睨んだ





「「おねがい大地ィ~~」」




声を揃え、
皆で一斉にお願い。


あたし達はまるで、
捨てられた猫のような目で
大地を見る。






その姿に、
大地は心を打たれ・・・


るわけもなく、
呆れたようだった。